【2024年最新】注目のVR/XRデバイス10選

2023年10月に発売されたMeta Quest3、2024年2月に米国で発売されたApple Vision Proなど、革新的な技術が満載のVR/XRデバイスが次々と登場しています。

この記事では、今注目のVR/XRデバイス10個を厳選してご紹介します。最新のスペックからユニークな特徴まで、各デバイスの魅力を簡潔に解説。

初心者から熟練者まで、VRの世界をさらに深く探求したい方は必見です。

AR/MR/VR/XRの基礎知識

まず、AR(拡張現実)、MR(複合現実)、VR(仮想現実)、XR(拡張現実)という4つの技術の特徴を整理した表をご覧ください。

技術特徴
AR (拡張現実)現実世界にデジタル情報を重ね合わせる技術
MR (複合現実)現実と仮想の要素を融合させた体験を提供する技術
VR (仮想現実)完全に仮想の環境に没入する体験を提供する技術
XR AR、MR、VRを包括する総称

AR(拡張現実)とは

ARは、現実世界にデジタル情報をオーバーレイする技術です。スマートフォンやAR専用のメガネを使用して、現実世界の景色に仮想の情報やオブジェクトを重ね合わせます。

例えば、道路案内を表示するナビゲーションアプリや、現実の空間に3Dモデルを配置するインテリアデザインアプリなどがあります。

ARは日常生活に溶け込んだ形で利用され、教育、医療、エンターテイメントなど多岐にわたる分野での応用が期待されています。

MR(複合現実)とは

MRは、仮想世界と現実世界の要素を融合させた体験を提供する技術です。MRデバイスを使用することで、ユーザーは物理的な世界とデジタル生成の世界が融合した空間で作業や遊びができます。

この技術は、仮想オブジェクトが現実世界の物理法則に従い動作するため、よりリアルなインタラクションを提供します。

例えば、現実のテーブルの上で仮想のオブジェクトを操作するなど、直感的で没入感の高い体験が可能です。

教育、設計、リモートワークなど、さまざまな用途での活用が進んでいます。

ARグラス・MRデバイスについて知りたい方はこちら↓

VR(仮想現実)とは

VRは、ユーザーを完全に仮想の環境に没入させる技術です。専用のヘッドセットを装着することで、360度の仮想世界を体験できます。

この環境では、ユーザーは現実世界とは異なる場所や時間に「いる」ような感覚を得られます。

ゲームやシミュレーショントレーニングによく使用され、特に教育や医療、心理療法などでその効果が認められています。

XRとは

XRは、AR、MR、VRを包括する総称です。XRによって、現実と仮想の世界は統合され、新しい形の体験が生み出されます。

例えば、VRで設計した建築物をARで現実世界に映し出すなど、多岐にわたる分野での応用が期待されています。

注目のVR/XRデバイス11選

ここからは、2024年注目のVR/XRデバイスをご紹介します。

1. Apple – 「Vision Pro」

Appleが発表した「Vision Pro」は、デジタルコンテンツを現実の世界とシームレスに融合させるXRデバイスです。2024年2月2日から、米国で販売開始することが発表されました。

Appleは「空間コンピュータ」と呼んでいます。Vision Proは、ユーザーの目、手、声を用いた直感的な操作による3次元化されたユーザーインターフェイスを実現します。

主な特徴は以下の通りです。

  • 2つのディスプレイに2,300万ものピクセルを詰め込んだ超高解像度のユーザー体験を提供。
  • カスタムAppleシリコンを搭載し、画期的なデザインと驚異的な性能を実現。
  • macOS、iOS、iPadOSの基盤を引き継ぎつつ、Vision Pro専用の新たなOSを採用。
  • アプリケーションを好きな大きさで並べて表示可能な3Dインターフェイスを備え、生産性の向上をサポート。
  • 幅30メートルにも感じられるスクリーンを備えた映画館としての体験を提供し、空間オーディオに対応した180度の高解像度録画を通じて臨場感あふれる映像を楽しむことが可能。

Vision Proは、パーソナルコンピューティングに新たな次元をもたらし、ユーザーのアプリ利用、コンテンツ視聴、ビジネスシーンを一変させる製品です。

解像度片眼4K以上・両眼で2,300万ピクセル
視野角90度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法ハンドトラッキング、アイトラッキング、音声操作
価格(2024年1月現在)$3,499(約50万円)
重量600g~650g(ヘッドバンドなどの選択で異なる)
製品Webサイト

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2. Meta – 「Meta Quest3」

Meta Quest 3は、2023年10月に発売された、Metaによる最新のVRヘッドセットです。

現実とバーチャルが融合したこのデバイスは、ゲーム、フィットネス、映画視聴、友人との交流などを自宅で楽しむ新たな方法を提供します。

Snapdragon XR2 Gen 2テクノロジーを採用し、Meta Quest 2の2倍のグラフィック処理能力を実現。4K超の解像度を持つディスプレイにより、リアルなVR体験を提供します。

主な特徴は以下の通りです。

  • Snapdragon XR2 Gen 2テクノロジーにより、Meta Quest 2と比較してグラフィック処理能力が2倍に。高速プロセッサーと組み合わせることで、くっきりとしたクリアな視界と、驚くほどの没入感を提供します。
  • 4Kを超える超高解像度のディスプレイが、鮮やかなグラフィックでリアルなゲーム体験を実現。片眼2,064 × 2,208の解像度により、まるで目の前にあるものに手を伸ばして触れるような体験ができます。
  • 500以上のコンテンツが揃う世界最高のライブラリを搭載。ゲーム、エンターテインメント、フィットネスなど多様なジャンルのアプリケーションを楽しむことができ、後方互換性により既存のMeta Questライブラリも利用可能です。
  • 新次元の3Dサウンドによるクリアな音質と深い低音、Quest 2に比べて40%アップした音量が没入感を高めます。新デザインのヘッドセットは、調節機能に優れ、長時間の使用でも快適です。
解像度片眼2,064 × 2,208(両眼4,128 × 2,208)
視野角110度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法両手コントローラー、ハンドトラッキング、音声操作
価格(2024年1月現在)74,800円(128GB)、96,800円(512GB)
重量515g
製品Webサイト

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3. Meta – 「Meta Quest Pro」

Meta Quest Proは、Meta社が2022年10月に発売したヘッドマウントディスプレイです。

VR機能に加え、MRにも対応し、現実世界と仮想世界をシームレスに繋ぐことができます。

特にビジネスユースに重点を置いたハイエンド製品で、遠方のアバターを介した共同作業や3DCGオブジェクトの共有が可能です。

主な特徴は以下の通りです。

  • 6DoFのポジショニングトラッキングにより、ユーザーの動きを精度高く感知します。
  • ヘッドセットとコントローラーを同時に充電できる円盤型のスタイリッシュな充電器が標準装備されています。
  • VRペインティングアプリなどでデザインした3Dオブジェクトやアップロードした3Dデータをリアルタイムで共有することが可能です。
  • ヘッドセット内のカメラにより、まばたきや口の動きなど細かな表情をアバターに反映させることができます。
解像度片眼1,800 x 1,920(両眼3,600 x 1,920)
視野角水平106度・垂直96度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法両手コントローラー、ハンドトラッキング、アイトラッキング
価格(2024年1月現在)159,500円
重量722g
製品Webサイト

4. ソニー – 「Playstation VR 2」

PlayStation VR 2は、PlayStation 5に対応した最新のVRヘッドセットです。

USBケーブル1本で簡単にセットアップできる利便性を備えており、ユーザーの周囲をスキャンして最適なプレイエリアを設定できます。

プレイエリアの端に近づくと、境界線が表示され安全を確保。万が一、プレイエリアの外に出た場合には、シースルービューが自動で起動し周囲の環境を表示します。

これにより、没入感あふれるVR体験と同時に、プレイヤーの安全も保障されています。

主な特徴は以下の通りです。

  • PS VR2は座って、立って、さらには部屋中を動き回ってプレイするなど、3種類のVRプレイスタイルに対応しています。各ゲームタイトルに合わせて、十分なスペースを確保し、お好みのプレイスタイルを選択できます。
  • 調節可能なスコープ、幅を伸縮できるヘッドバンド、調節可能なレンズを備えており、ユーザーに合わせた快適な装着感を実現します。視線トラッキングの設定で、ゲーム体験がより活き活きとしたものになります。
  • PS VR2は、対応するゲームで3Dオーディオを体験できます。PULSE Exploreワイヤレスイヤホンや付属のイヤーピースを利用して、没入感あふれるサウンド体験が可能です。
  • PS5のコントロールセンターはVRゲームプレイ中でも簡単にアクセスでき、PS VR2の設定やゲーム情報へのアクセスがスムーズに行えます。新しいクイック設定メニューでは、明るさやバイブレーション、プレイエリアなどのカスタマイズが可能です。

これらの特徴により、PlayStation VR 2は、ユーザーに合わせたカスタマイズ可能な快適なVR体験を提供します。

解像度片眼2,000 × 2,040(両眼4,000 × 2,040)
視野角110度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法両手コントローラー、アイトラッキング
価格(2024年1月現在)74,980円
重量540g(ケーブル含まず)
製品Webサイト

5. HTC – 「VIVE XR Elite」

VIVE XR Eliteは、HTC社が開発した最新のXRヘッドセットです。この高性能オールインワン型XRヘッドセットは、軽量で折りたためる設計が特徴で、持ち運びにも便利です。

VIVERSEと呼ばれる独自のメタバース環境での利用にも最適で、ビジネスシーンでの応用も想定されています。

主な特徴は以下の通りです。

  • バッテリー込みで重量わずか625g。バッテリーを外したグラスモードは275gというトップレベルの軽さで、長時間の使用でも快適です。
  • 無段階のIPD調整や焦点距離ダイヤル機能により、快適な視聴体験を提供します。
  • フルカラーRGBカメラによるパススルー機能で、リアルタイムオーバーレイを取り入れたゲームやトレーニングが可能です。
  • 手だけで直感的な操作が可能。ナビゲーション、クリック、ドラッグ、スクロール、タイピングなどが行えます​​​​。
解像度片眼1,920 x 1,920(両眼3,840 x 1,920 )
視野角最大110度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法ハンドトラッキング、音声操作
価格(2024年1月現在)179,000円
重量625g(バッテリー込み)、275g(バッテリーなし)
製品Webサイト

VIVE XE Eliteについて詳しく知りたい方はこちら↓

6. Pico – 「Pico 4」

Pico 4は、2022年10月7日に発売された新型VRヘッドセットで、軽量・高画質・スタンドアロンの三要素を備えたモデルです。

重心バランスによって「軽く感じられるように作られている」とされ、長時間の使用でも快適です。

このデバイスは、高解像度の4Kディスプレイを採用し、クリアな映像体験を提供。VRフィットネスやゲーム、プライベートシアターとしての利用に最適です。

主な特徴は以下の通りです。

  • レンズが搭載された正面部分と、バッテリーが内蔵された後頭部がカウンターウェイトとして機能し、軽量感を実現します。
  • 正面部を薄く設計し、パンケーキレンズを採用することで、より広い視野とクリアな映像を楽しめます。
  • 4K(2,160 × 2,160×2)相当の解像度を持ち、映像の鮮明さと発色の良さを実現しています。
  • 外部の様子を確認できるフルカラーパススルー機能を備え、VRヘッドセット装着中でも現実世界を視認できます。
解像度片眼2,160 x 2,160 (両眼4,320 x 2,160 )
視野角105度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法両手コントローラー、ハンドトラッキング
価格(2024年1月現在)49,000円(128GB)、59,400円(256GB)
重量295g(ストラップなし)、588g(ストラップ込み)
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PICO 4について詳しく知りたい方はこちら↓

7. Pimax – 「Pimax Crystal」

Pimax Crystalは、高解像度と高画質、スムーズな映像表現、多様な使用環境に対応することで、幅広いVR体験を提供するハイエンドVRヘッドセットです。

主な特徴は以下の通りです。

  • 5,760×2,880というVRヘッドセットの中でトップレベルの高解像度により、非常に鮮明な画像を提供。量子ドット技術とmini LEDバックライトのローカルディミングにより、広色域と高コントラストを実現し、高い画質でVR体験を楽しめます。
  • 144/160Hzの高リフレッシュレートに対応しており、スムーズな映像表現が可能です。また、58~72mmの範囲でハードウェアIPD(瞳孔間距離)の調節ができ、ユーザーに合わせた快適な視界を提供します。
  • Qualcomm Snapdragon XR2プロセッサーを搭載し、12GBメモリと128/256GB内部ストレージを備えています。スタンドアロンでの使用はもちろん、付属のDisplayPortケーブルでPCに接続し、PC向けVRコンテンツも楽しむことができます。
  • インサイドアウト方式の位置トラッキングを採用しているため、外部のセンサーを設置することなく、自由に動きながらVR体験を楽しむことができます。これにより、セットアップが容易で、さまざまな環境での利用が可能になります。
解像度片眼2,880×2,880(両眼5,760×2,880)
視野角対角140度または120度(交換可能なレンズが2種類)
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法両手コントローラー、アイトラッキング、フェイストラッキング
価格(2024年1月現在)258,999円
重量845g
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8. VALVE – 「VALVE INDEX」

Valve Indexは、ゲームや教育、プロフェッショナルトレーニング、エンターテイメントなど、多様な用途で高品質なVR体験を提供するために設計された、先進的なVRデバイスです。

開発会社は、Steamを運営するValve社です。

  • 片眼1,440×1,600のRGB LCDディスプレイを採用し、サブピクセルの量がOLEDよりも50%多いため、よりシャープでクリアな映像を提供します。スクリーンドア効果も軽減されています。
  • 120Hzの動作と90Hzへの後方互換性、さらに試験的な144Hzモードを搭載。これにより、リアリズムと視覚的安定性が向上し、長時間の使用でも快適です。また、残像感を大幅に軽減し、動きのあるシーンでも鮮明さを保ちます。
  • カスタムレンズを使用し、視野角を最大限に拡大。頭部だけでなく、目を動かしても輪郭が歪まず、広い範囲を見渡せます。
  • 個人の頭のサイズや形状、IPD(瞳孔間距離)、レンズと瞳の距離に合わせて物理的に調整でき、快適な装着感を実現します。また、抗菌素材を使用し、簡単に交換できるフェイスパッドを採用しています。
解像度片眼1,440×1,600×2(両眼2,880×1,600)フルRGB、LCD
視野角最大130度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法両手コントローラー
価格(2024年1月現在)165,980円
重量748g
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9. Shiftall – 「MeganeX」

Megane Xは、パナソニックとその子会社Shiftallが開発した、高解像度の映像体験、漆黒の表現、軽量で快適な装着感、多様なトラッキング方式への対応という特徴を持つVRヘッドセットです

主な特徴は以下の通りです。

  • 各素子が自発光するOLEDディスプレイを採用し、暗いシーンでの漆黒表現や、黒い物体の質感をリアルに再現します。細部まで鮮明な映像を提供し、没入感を高めます。
  • 320gという軽量ボディと、1.3インチの超小型OLEDディスプレイを採用し、長時間の使用でも快適です。額のパッドで重量を受け止める構造により、目の周りに圧力がかからず、メガネのような軽さを実現します。
  • ビームフォーミング対応のデュアルマイクは外音を拾いにくく、メタバース内でのコミュニケーションを高音質で実現します。CTIA規格の4極端子イヤホンジャックも搭載しており、お好みのマイクやヘッドフォンの使用が可能です。
  • 内蔵カメラを用いたインサイドアウトトラッキングと、Lighthouse方式のアウトサイドイントラッキングの両方に対応。壁の模様やプレイスペースの明るさに左右されにくい高精度なトラッキングを実現し、既存のVRコントローラーとも互換性があります。
解像度片眼 2,560 × 2,560(両眼5,120 x 2,560)
視野角100度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法別売りのコントローラー「FlipVR」
価格(2024年1月現在)249,900円
重量約320g(385g)ケーブル部除く
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10. Bigscreen – 「Bigscreen Beyond」

Bigscreen Beyondは、VR関連開発企業の米Bigscreenによって開発された、世界最小クラスのVRヘッドセットです。

重さはわずか127g、幅143.1mm、奥行き52.4mmという超小型サイズで、片眼2,560 x 2,560、両眼で5,120 x 2,560の高解像度マイクロ有機ELディスプレイを搭載しています。

主にPCに接続して利用するタイプで、Steam VRプラットフォームに対応。このヘッドセットは、友人と一緒に大画面で映画を見たり、ゲームをプレイするなどのソーシャルVR体験に最適です。

主な特徴は以下の通りです。

  • Bigscreen Beyondは、ユーザーの顔をスキャンして、顔の形や瞳孔間距離に最適なフィッティングを提供します。15種類の中から選ばれたクッションはユーザーに合わせて製造され、快適な装着感を実現します。
  • 重さ127g、幅143.1mm、奥行き52.4mmという超小型サイズで、長時間の使用でも快適です。この軽量かつコンパクトな設計は、VR体験の没入感を高め、疲れを感じさせません。
  • 片眼に2,560 x 2,560ピクセル、両眼で5,120 x 2,560ピクセルの高解像度ディスプレイを採用。細かいディテールまで鮮明に描写し、リアルな映像体験を提供します。
  • 外部にベースステーションを設置するアウトサイドイン方式のトラッキングに対応し、Valve Index ControllerやHTC Vive Trackerなどの既存のコントローラーが利用可能です。
解像度片眼2,560 x 2560(両眼5,120 x 2560)
視野角102度
被写界深度(DoF)6DoF
入力方法SteamVR対応コントローラー(別売り)
価格(2024年1月現在)164,800円
重量127g(ヘッドセット単体)、155g(ヘッドストラップ込み)
製品Webサイト

まとめ

今回は最新のVR/XRデバイスを10個紹介させていただきました。

これからも、私たちの生活を豊かにするデバイスの発展に期待が高まります。