【完全ガイド】Meta Quest 2の特徴と使い方｜Meta Quest 3との違い・アクセサリー・出来ることを徹底解説

Meta Quest 2は、最新のMeta Quest 3の型落ちではあるものの、十分なVR技術を体験できる人気のVRヘッドセットです。

本ガイドでは、Meta Quest 2の基本的な使い方からおすすめのアクセサリー、メンテナンス方法までを詳しく解説します。

これからMeta Quest 2を購入しようと考えている方や、既にお持ちの方にとっても役立つ情報を提供します。

Meta Quest 2に関する基本情報｜スタンドアロンVRでは低価格・高品質のコスパ最高デバイス

Meta Quest 2（旧Oculus Quest 2）とは？｜発売日：2020年10月

Meta Quest 2は、Meta社（旧Facebook）が開発したスタンドアロン型VRヘッドセットです。

2020年10月に発売され、その手頃な価格と高性能さで瞬く間にVR市場で人気を博しました。

スタンドアロン型なので、スマホやPCとの接続が不要で、Meta Quest 2だけで手軽に高品質なVR体験ができます。

更に高解像度のディスプレイ、没入感のあるサウンド、直感的なコントローラーなど、VR体験をより豊かにする機能を備えています。

ゲームやエンターテイメントだけでなく、教育やトレーニング、ビジネスなど、さまざまな分野で活用されています。

※関連記事：VRとは何か？仮想現実の仕組みと活用事例を徹底解説

Meta Quest 2の生産終了が決定

2024年9月26日から27日に開催されるMeta Connect 2024で、Meta社は次世代のVRヘッドセットMeta Quest 3Sを発表されました。

新しいデバイスの発売に合わせて、Meta Quest 2の生産終了も案内されました。

Meta Quest 3SはMeta Quest3とMeta Quest 2の中間機として設計されているため、今後安価なVR/MRデバイスが欲しい方はMeta Quest 3Sの購入の検討を推奨いたします。

※Meta Quest 3Sについて詳しく知りたい方はこちら：【VR初心者必見】Meta Quest 3Sの特徴と長所｜Quest 3やQuest 2との違いも分かりやすく解説

基本仕様と特徴

次にMeta Quest 2の基本仕様や特徴について詳しく紹介します。

解像度、リフレッシュレート、ストレージ容量などのスペックを確認しましょう。

Meta Quest 2は、片目あたり1832 x 1920ピクセルの2K × 2K の高解像度ディスプレイを搭載し、鮮明で滑らかな映像を実現しています。

リフレッシュレートは最大120Hzに対応し、動きの速いゲームでも快適にプレイできます。

また、ストレージ容量は128GB or 256GBから選択可能で、多くのゲームやアプリを保存できます。

これだけのクオリティのものなのに約3万円ほどで購入できる点も目を引くところです。中古だと2～3万円で購入できるようです。

セットアップ方法

Meta Quest 2の初期セットアップ方法をステップバイステップで説明します。

簡単な手順で初めてのVR体験を楽しむことができます。

1. ヘッドセットとコントローラーを充電します。
2. スマートフォンにMeta Questアプリをダウンロードし、画面の指示に従ってアカウントを作成します。
3. その後、ヘッドセットを装着し、アプリと接続します。画面の指示に従ってWi-Fiなどの設定を行い、プレイエリアを設定します。
4. アカウントを作成したら、Meta Quest Storeからゲームやアプリをダウンロードして、VRの世界を探索しましょう。

Meta公式のセットアップ手順：https://www.meta.com/ja-jp/help/quest/articles/getting-started/getting-started-with-quest-2/

おすすめのMeta Quest 2用アクセサリー

快適なフィット感を提供するヘッドストラップ

Meta Quest 2用のおすすめのヘッドストラップをご紹介します。

長時間使用しても疲れにくいデザインや素材を選ぶポイントについても解説します。

例えば、Meta Quest 2 Eliteストラップは、後頭部を包み込むようなデザインで、安定した装着感を実現しています。

また、BOBOVR M2Proのようなサードパーティ製のヘッドストラップも人気があり、より軽量で通気性に優れたモデルもあります。

ヘッドストラップを選ぶ際には、自分の頭のサイズや形状に合ったものを選ぶことが大切です。

コントローラーの充電方法

Meta Quest 2のコントローラーは、単三電池で動作します。

コントローラーの充電方法や、バッテリーを長持ちさせるためのコツについて詳しく説明します。

コントローラーの充電は、付属のUSB-Cケーブルを使用します。

充電中は、コントローラーのLEDインジケータがオレンジ色に点灯し、充電が完了すると緑色に点灯します。

バッテリーを長持ちさせるためには、使用後は必ず充電するようにしましょう。

お役立ちアクセサリー

Meta Quest 2をさらに楽しむためのお役立ちアクセサリーを紹介します。

保護ケースやレンズカバーなど、便利なグッズをチェックしましょう。

例えば、純正のキャリングケースは、ヘッドセット本体やコントローラー、ケーブルなどをまとめて収納できるため便利です。

フィットパックは、広めと細めの2つの接顔部を用意されているため、ヘッドセットと顔の距離を調節して、更に没入できる体験が実現できます。

Meta Quest 2とMeta Quest 3の比較

Meta Quest 2とMeta Quest 3は、いずれもMeta Platformsが開発したスタンドアロン型のVRヘッドセットですが、それぞれのモデルにはいくつかの違いがあります。

以下では、両者の主な違いと共通点について詳しく解説します。購入を検討する際の参考になれば幸いです。

ディスプレイと解像度

Meta Quest 2は、片目あたり1832 x 1920ピクセルの解像度を持つLCDディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは最大120Hzに対応し、動きの速いゲームでも快適にプレイできます。

一方でMeta Quest 3はさらに進化したディスプレイ技術を採用し、片目あたり2160 x 2160ピクセルのOLEDディスプレイを搭載しており、色鮮やかで高コントラストな映像を提供します。また、リフレッシュレートは最大144Hzに対応し、さらにスムーズな動きを実現しています。

パフォーマンスとプロセッサ

Meta Quest 2は、Qualcomm Snapdragon XR2 Gen1プラットフォームで6GBのRAMを搭載しており、多くのアプリやゲームをスムーズに動作させることができます。

Meta Quest 3は、さらに強力なプロセッサを搭載しており、パフォーマンスが向上しています。Snapdragon XR2 Gen2プラットフォームを採用し、8GBのRAMを搭載しています。

デザインと快適性

Meta Quest 2は軽量でコンパクトなデザインが特徴です。重量は約503グラムで、長時間の使用でも比較的快適に装着できます。

しかし、標準のヘッドストラップは簡素なデザインのため、長時間の使用には追加のヘッドストラップが推奨されることがあります。

Meta Quest 3は、さらに洗練されたデザインと快適性を追求され、重量は約470グラムと、Meta Quest 2よりも軽量化されています。

また、エルゴノミックデザインのヘッドストラップが標準装備されており、長時間の使用でも疲れにくくなっています。

トラッキングとコントローラー

Meta Quest 2は、インサイドアウトトラッキング技術を使用しており、外部センサーを必要としません。

コントローラーはMeta Touchコントローラーで、直感的な操作が可能です。

Meta Quest 3もインサイドアウトトラッキングを採用していますが、トラッキング精度が向上しています。

新しいハプティックフィードバックを備えたコントローラーを搭載しており、よりリアルな操作感を提供します。

バッテリー寿命

Meta Quest 2のバッテリー寿命は約2〜3時間です。Meta Quest 3は、バッテリー寿命が向上しており、約3〜4時間の連続使用が可能です。

バッテリー効率の改善により、より長時間のVR体験を提供します。

Meta Questシリーズ スペック早見表

機能名	Quest2	Quest3	Quest Pro
処理能力	Snapdragon XR2 Gen1	Snapdragon XR2 Gen2	Snapdragon XR2+ Gen1
RAM	6GB	8GB	12GB
ディスプレイ（片眼あたり）	1832 x 1920 773 PPI	2064 x 2208 1218 PPI	1800 × 1920 1058 PPI
視野角	90度(水平および垂直)	110度(水平)/96度(垂直)	106度(水平)/96度(垂直)
光学系	フレネルレンズ	パンケーキレンズ	パンケーキレンズ
コントローラー	Touchコントローラー	Touch Plusコントローラー	Touch Proコントローラー
重量	503g	515g	722g
価格	39,600円	74,800円(128GB) 96,800円(512GB)	159,500円
製品Webサイト	Quest 2	Quest 3	Quest Pro

比較のまとめ

Meta Quest 2とMeta Quest 3は、どちらも優れたVRヘッドセットですが、それぞれの特徴と性能に違いがあります。

Meta Quest 2はコストパフォーマンスに優れ、初めてのVR体験に最適です。

一方、Meta Quest 3は最新の技術を搭載しており、より高性能なVR体験を求めるユーザーに適しています。

購入を検討する際は、目的や予算に応じて最適なモデルを選ぶことが重要です。

※Meta Quest 3の詳細な紹介記事：【最強コスパ・高すぎる完成度】Meta Quest 3を徹底解説｜Quest 2から進化した点・特徴・できること

Meta Quest 2のアプリ開発やデバイス選定に関する相談先

当メディア運営元・株式会社ForgersはNTTドコモやニトリをはじめ、多数の大手企業のXR開発や導入を支援しています。

Meta Quest 2を活用したパススルーのMRアプリ開発やエンタメ向けミニゲームVR開発などを得意としています。

ご要望やご予算に応じた柔軟なご提案が可能ですので、少しでも気になる方は、無料で相談承っておりますのでぜひご相談ください。

Meta Quest 2対応おすすめゲーム

初心者向けおすすめゲーム

VR初心者におすすめのゲームをいくつか紹介します。

簡単に楽しめるゲームから、少し挑戦的なものまで幅広く取り揃えています。

例えば、『Beat Saber』は、音楽に合わせてブロックを斬るリズムゲームで、初心者でも簡単に楽しめます。

また、『Job Simulator』は、バーテンダーや料理人など、さまざまな職業を体験できるシミュレーションゲームで、VRの世界を気軽に体験できます。

人気のスポーツ系ゲーム

Meta Quest 2で楽しめる人気のスポーツ系ゲームをピックアップしました。

例えば、『Eleven Table Tennis』は、リアルな物理演算が特徴の卓球ゲームで、実際に卓球をしているかのような感覚でプレイできます。

また、『The Thrill of the Fight』は、本格的なボクシングゲームで、パンチや防御、フットワークなど、リアルなボクシングの動きを体験できます。

ソーシャルVR体験

友達や家族と一緒に楽しめるソーシャルVR体験のゲームを紹介します。

例えば、『Rec Room』は、さまざまなミニゲームやアクティビティを楽しめるソーシャルVRゲームで、友達とオンラインで交流できます。

また、『VRChat』は、ユーザーが作成したアバターで交流できるソーシャルVRゲームで、世界中のユーザーと出会えます。

※VRゲームまとめ記事：【2024年版】絶対に遊ぶべき最新VRゲーム15選｜VRゲームに必要な機材や選び方なども解説

Meta Quest 2のメンテナンス方法

クリーニングと保管方法

Meta Quest 2を長持ちさせるためのクリーニング方法や保管のコツについて詳しく解説します。

定期的なメンテナンスで快適な使用感を保ちましょう。

レンズのクリーニングには、マイクロファイバークロスを使用します。

コントローラーは、乾いた布で拭き、ボタンやスティックの隙間にはエアダスターを使ってホコリを取り除きます。

保管する際は、直射日光や高温多湿を避けて、風通しの良い場所に保管しましょう。

ソフトウェアの更新

Meta Quest 2のソフトウェア更新手順を説明します。

最新機能を利用するためには定期的なアップデートが必要です。

アップデートは、自動的にダウンロード・インストールされる場合と、手動で行う場合があります。

自動アップデートが有効になっている場合は、Wi-Fiに接続された状態で充電していると自動的に行われます。

手動で行う場合は、ヘッドセットのメニューから「設定」→「システム」→「ソフトウェアアップデート」→「アップデートを確認」を選択します。

トラブルシューティング

Meta Quest 2の使用中に発生する可能性のあるトラブルとその対策方法についてまとめました。

例えば、ヘッドセットが認識されない、コントローラーが反応しない、ゲームが起動しない場合の解決策を紹介します。

まず、Meta Quest 2の公式ウェブサイトやサポートページを参照し、よくある質問やトラブルシューティングを確認しましょう。

解決策が見つからない場合は、カスタマーサポートに問い合わせることも重要です。

まとめ

Meta Quest 2の使い方やおすすめのアクセサリー、対応ゲーム、メンテナンス方法についてご紹介しました。

これからVR体験を始める方も、すでに楽しんでいる方も、この記事が役に立つと幸いです。

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