【スマホ接続をワイヤレスで実現!】メガネ型高性能XRグラス「MiRZA」を徹底解説
2024年10月16日にNTTコノキューデバイスから発売されたXRグラス「MiRZA」

MiRZAは、Snapdragon AR2が搭載された世界初のワイヤレス型XRグラスとして注目を集めています。
この記事ではMiRZAの特徴や利用シーンについて説明します
(本記事はPR記事ですが、正確な情報をお届けするよう心がけています。)

- 1. MiRZAの基本機能と特徴
- 1.1. ワイヤレスで自由度の高いXR体験を実現
- 1.2. 軽量デザインで長時間でも快適に使用可能
- 1.3. 6DoFでリアルな没入体験・高画質・高輝度ディスプレイ
- 2. MiRZAのスペック表
- 3. MiRZAの開発環境と対応機種
- 4. MiRZAを開発した知見とMiRZAの使用感について
- 4.1. サンプルが豊富で開発がしやすい
- 4.2. 完全に透明なグラスのため、グラスを付けながらPC作業も容易
- 4.3. ビルドが短く、スマホにログを流せるためデバッグが簡単
- 5. MiRZAアプリ開発なら株式会社Forgers
- 6. MiRZAのビジネス活用事例
- 6.1. 現場作業の効率化と安全性向上
- 6.2. リアルタイム翻訳とグローバルコミュニケーション
- 6.3. 遠隔からの専門家サポートで業務効率化
- 7. MiRZAの購入方法
- 7.1. オンラインストアでの購入
- 7.2. MiRZAを体験できる「XR BASE」
- 8. まとめ:MiRZAで未来を体験しよう
MiRZAの基本機能と特徴
MiRZAは、TTコノキューデバイスが2024年10月16日に発売開始したメガネ型XRデバイスで、無線でスマホに接続し、XR体験ができる革新的なXRグラスとして販売されています。

ワイヤレスで自由度の高いXR体験を実現
MiRZAはSnapdragon AR2を搭載し、スマートフォンとの無線接続が可能です。
これにより、有線接続でよく見られたケーブルの煩わしさや動きの制限がなく、自由な動きを実現できるため、XR体験の幅が広がります。
従来の有線接続では、デバイスの動きが制限されたり、ケーブルが邪魔になったりしていましたが、MiRZAならオフィスや現場、外出先など、場所を問わずXRコンテンツを楽しむことができます。
また、スマートフォンからキーボードにBluetooth接続するとキーボード入力も実現できます。
スマホ接続とスタンドアロンの良いとこどりをした、生活や仕事での実用性を重視して作られたデバイスと言えるでしょう。
軽量デザインで長時間でも快適に使用可能

MiRZAは約125gという驚異的な軽さを実現しており、まるで普通のメガネをかけているかのような快適な使用感です。
例えば、Microsoft HoloLens 2は566g、Magic Leap 2は260gと、他のXRデバイスと比較すると、MiRZAの軽量さは際立っています。
軽量のため長時間の装着でも首や顔への負担が少なく、ビジネスや現場作業、日常生活でもストレスなく利用できます。
6DoFでリアルな没入体験・高画質・高輝度ディスプレイ
MiRZAは6DoF(6つの自由度)に対応しており、上下・左右・前後の移動や、傾き・回転といった複雑な動きにも追従します。
デバイスのディスプレイに画面を映すだけではなく、表示された仮想オブジェクトの背面や横に回り込むことができるような体験が可能です。
また、業界屈指の輝度の高さから、明るい場所でもクリアな表示が可能で、屋内外を問わず利用シーンが広がります。
これにより、作業中の情報確認や、外出先でのマルチディスプレイ作業、エンターテインメントなど、さまざまな用途で高い没入感が得られます。
MiRZAのスペック表
MiRZAのスペックなどをまとめた表がこちらになります。
価格 | 248,000円(ドコモチャネルでの販売価格) |
発売日 | 2024年10月16日 |
重量 | 125g程度 |
バッテリー | 1~1.5時間※カメラ使用時や明るさを最大にした際などの負荷の高い使い方の場合 |
充電方法・時間 | USBケーブルで2時間以下 |
チップセット | Snapdragon AR2 Gen1 |
解像度(両目) | FHD(1920×1080) |
視野角 | 45° |
輝度 | 約1,000nits |
センサー | RGBカメラ(画質:FHD/撮影可能) 空間認識センサー マイク × 4、スピーカー × 2 タッチセンサー(右側) 照度センサー、近接センサー、 電源ボタン、音量ボタン(上下) |
接続方式 | Bluetooth・Wi-Fiを使った無線接続 |

※他のデバイスとの比較記事:【MRデバイス比較 2025】代表的なMRデバイスの特徴と理想の利用シーンをご紹介
MiRZAの開発環境と対応機種

MiRZAのアプリを開発するにはSnapdragon® Spaces プラットフォーム SDKを使用します。
既にSpacesでの開発経験がある方は問題なく取り組めると思いますが、初めての方はNTTコノキュー社が綺麗にまとめている公式リファレンスを参照すると良いでしょう。
MiRZAを使用するためにはMiRZA対応のスマートフォンが必要です。
現在はAQUOS R9とAQUOS R9 Proに対応しています。
その他機種については順次対応予定とのことです。
対応モデル
- AQUOS R9 SH-51E(ドコモモデル)
- AQUOS R9(ソフトバンクモデル)
- AQUOS R9 SH-M28(SIMフリーモデル)
- AQUOS R9 pro SH-54E(ドコモモデル)
- AQUOS R9 pro(SIMフリーモデル)

MiRZAを開発した知見とMiRZAの使用感について
本サイトを運営している株式会社ForgersはMiRZAのソリューションパートナーでかつ事例創出パートナーです。
MiRZAソリューションパートナー詳細:
https://www.devices.nttqonoq.com/business/partner
現在MiRZAの開発をしており、その中で得た知見や使用感について以下にまとめます。
サンプルが豊富で開発がしやすい
海外産のMRデバイスの開発だと、公式ドキュメントが整っておらず、ある機能を実装する際に非公式の技術ブログなどを漁って実装することが多いと思います。
ただ、MiRZAの場合公式ドキュメントとサンプルが豊富なため、機能実装の際に必要なサンプルが基本的に存在し、そのサンプルを参考に開発ができます。
例えば、QRコードの読み取り、スマホとの連携、スマホとARグラスの両方に独自の画面を出すなどのサンプルがあるようです。
完全に透明なグラスのため、グラスを付けながらPC作業も容易
従来の一般的なMRデバイスはグラスが少し黒く、視野が少し暗くなってしまうことがほとんどでした。
そのためMRデバイスを付けながらのPC作業や手元の作業がしにくいという課題がありました。
一方でMiRZAの場合、グラスが透明なため、MRデバイスを付けながらのPC操作も容易で、デバイスの付け外しをしなくて良いというメリットがあります。
ビルドが短く、スマホにログを流せるためデバッグが簡単
他のMRデバイスやVRデバイスだとUnityからアプリビルドをする際の時間が長い時がしばしばありますが、MiRZAはAndroidビルドでビルド時間が短いことが特徴です。
また、スマホにログを流すこともできるので、VRデバイス等でわざわざデバイスを付け外ししていた手間を省くことができます。
デバッグの簡単さが開発のしやすさに直結しているようです。
MiRZAアプリ開発なら株式会社Forgers

当メディア運営元・株式会社ForgersはNTTドコモ様やニトリ様をはじめ、多数の大手企業のXR開発や導入を支援しています。
MiRZAの事例創出パートナー兼ソリューションパートナーで、MiRZAのアプリ開発も行っています。
ご要望に応じたVR/MRコンテンツの開発や、業務で活用できるアプリ開発も可能ですので、
少しでも気になる方は、無料で相談承っておりますのでぜひご相談ください。
MiRZAのビジネス活用事例
これまでの説明の通り、MiRZAは従来のXRデバイスにはなかった利便性と機能性を提供し、様々な活用が想定されます。
以下に、具体的な活用事例をご紹介します。
現場作業の効率化と安全性向上

製造業や建設業の現場では、遠隔支援が必要なシチュエーションが多く存在します。
その際にMiRZAとReal Supportを活用することで、現場作業者がMiRZAを装着し、遠隔地にいる専門家からリアルタイムで指示を受けることが可能です。
例えば、機械のメンテナンスや配管工事の現場で、専門知識を持つ技術者がリモートで指示を出し、作業者は手を動かしながら作業ができます。これにより、作業時間の短縮、ミスの削減、そして安全性の向上が図れます。
リアルタイム翻訳とグローバルコミュニケーション
MiRZAと「XRAI」を組み合わせれば、外国語をリアルタイムで翻訳し、ディスプレイに字幕として表示できます。
国際的な会議やビジネス交渉、観光案内、インバウンド対応など、多言語対応が求められる場面で大いに役立ちます。
透過型ディスプレイなので、相手の表情を見ながら会話ができ、自然なコミュニケーションが可能です。特に接客業や観光業では、顧客満足度向上に繋がります。
遠隔からの専門家サポートで業務効率化

医療現場や建設現場、物流業界など、専門知識が必要な業務において、遠隔サポートは非常に重要です。
MiRZAを使えば、専門家が遠隔地から現場の状況をリアルタイムで確認し、適切な指示を出すことができます。
特に、重いゴーグル型デバイスではなく、軽量なMiRZAなら長時間の作業でも快適に使用でき、業務効率の向上が期待されます。
MiRZAの購入方法
MiRZAの購入方法は以下の通りです。
オンラインストアでの購入
ドコモ公式オンラインストアで購入が可能です。
MiRZAを体験できる「XR BASE」
秋葉原駅構内にある「XR BASE」でMiRZAを体験することができます。
- 場所: 東京都千代田区外神田1丁目17 秋葉原駅構内

- 期間: 2024年9月11日(水)~2025年2月28日(金)
実際に試すことができる貴重な場所で、その軽さ・装着感・機能を体験できるので、購入を悩んでいる方はぜひ訪れてみましょう。
まとめ:MiRZAで未来を体験しよう

これまで説明した通り、MiRZAは軽量・ケーブルレス・高機能を兼ね備えた革新的なXRデバイスです。
現場作業の効率化、リアルタイム翻訳、遠隔サポートなど、ビジネスのさまざまなシーンで活用できます。
今後も対応機種やサービスの拡充が期待されており、MiRZAを導入することで、業務効率や生活の質が向上するでしょう。
MiRZAを手に入れて、新しい未来のXR体験を始めましょう!