【MRデバイス比較 2025】代表的なMRデバイスの特徴と理想の利用シーンをご紹介
MR(複合現実)技術は、近年急速に進化し、独自の特徴を持っているさまざまなデバイスが登場しています。
本記事では、主要なMRデバイスを徹底比較し、どのデバイスがどのような用途に最適なのかを明らかにします。

- 1. 代表的なMRデバイス
- 1.1. 【PR】MiRZA(NTTコノキューデバイス)
- 1.1.1. おすすめの使い方・利用シーン
- 1.2. Meta Quest 3(Meta)
- 1.2.1. おすすめの使い方・利用シーン
- 1.3. HoloLens 2(Microsoft)
- 1.3.1. おすすめの使い方・利用シーン
- 1.4. Xreal Air 2 Ultra(XREAL)
- 1.4.1. おすすめの使い方・利用シーン
- 1.5. ThinkReality A3(Lenovo)
- 1.5.1. おすすめの使い方・利用シーン
- 1.6. Magic Leap 2(Magic Leap)
- 1.6.1. おすすめの使い方・利用シーン
- 2. MRデバイスの比較表
- 3. まとめ
代表的なMRデバイス
【PR】MiRZA(NTTコノキューデバイス)

MiRZAは、軽量性と高い利便性を誇る次世代XRデバイスです。
2024年10月に発売した、世界初のSnapdragon AR2搭載で、”スマートフォンとの無線接続”を実現し、業務利用から日常利用まで幅広く対応します。
おすすめの使い方・利用シーン
- 日常使い:ゴーグルではなくメガネ型のため、帽子やヘルメットを被ったままでも利用でき、髪型も崩れにくいため、男女共に利用をおすすめできる
- ビジネス:場所にとらわれずに、外出先でもマルチディスプレイで、いろんな資料を見ながら仕事ができる
- 遠隔支援:工場・倉庫などの遠隔作業支援で、熟練指導者の指示を受けながら、現地で作業が可能。無線で煩わしさもなし。
項目 | 内容 |
解像度 | 1920×1080 |
視野角 | 45度 |
被写界深度(DoF) | 6DoF |
入力方法 | ハンドジェスチャー操作、音声操作 |
重量 | 約125g |
バッテリー駆動時間 | 1~1.5時間※カメラ使用時や明るさを最大にした際などの負荷の高い使い方の場合 |
価格(2025年1月現在) | 248,000円(ドコモチャネルでの販売価格) |
発売日 | 2024年10月16日 |
接続方法 | スマートフォン無線接続(Bluetooth&Wi-Fi) |
製品サイト | MiRZA購入ページ |
※MiRZA記事:【スマホ接続をワイヤレスで実現!】メガネ型高性能XRグラス「MiRZA」を徹底解説
Meta Quest 3(Meta)

Meta Quest 3は、2023年10月に発売されたスタンドアロン型MRデバイスで、ゲームやエンターテインメントに最適化されています。
おすすめの使い方・利用シーン
- ゲーム:没入感のあるバーチャルリアリティゲームを楽しむことが可能
- エンターテインメント:映画や動画の視聴でシアターのような体験を提供
- ソーシャル体験:仮想空間での友人や家族との交流
項目 | 内容 |
解像度 | 片眼2,064 × 2,208(両眼4,128 × 2,208) |
視野角 | 110度 |
被写界深度(DoF) | 6DoF |
入力方法 | ハンドトラッキング、音声操作 |
重量 | 515g |
バッテリー駆動時間 | 2〜3時間 |
価格(2025年1月現在) | ¥81,400 |
発売日 | 2023年10月 |
接続方法 | スタンドアロン |
製品サイト | https://www.meta.com/jp/quest/quest-3 |
※Meta Quest3記事:【Meta Quest 3】Quest 2から進化した点・特徴・できることを解説!
HoloLens 2(Microsoft)

HoloLens 2は、2019年11月に発売されたスタンドアロン型のMRデバイスで、外部機器との接続が不要です。
ただし、HoloLens2は生産終了が発表されています。
おすすめの使い方・利用シーン
- 製造業:設備のメンテナンスや作業手順の可視化による効率化
- 建設業:建築モデルの仮想表示や現場シミュレーション
- 医療:手術シミュレーションや医療トレーニング
項目 | 内容 |
解像度 | 片目あたり2K以上 |
視野角 | 52度(垂直28.5度、水平43度) |
被写界深度(DoF) | 6DoF |
入力方法 | ハンドトラッキング、視線追跡、音声操作 |
重量 | 566g |
バッテリー駆動時間 | 2〜3時間 |
価格(2025年1月現在) | 生産終了 |
発売日 | 2019年11月 |
接続方法 | スタンドアロン |
製品サイト | https://www.microsoft.com/ja-jp/d/hololens-2/91pnzzznzwcp?activetab=pivot:%E6%A6%82%E8%A6%81tab |
Xreal Air 2 Ultra(XREAL)

Xreal Air 2 Ultraは、軽量でコンパクトなデザインが特徴のMRグラスで、映像視聴に特化しています。
おすすめの使い方・利用シーン
- 映画視聴:自宅や外出先でパーソナルシアターとして利用
- モバイルゲーム:スマートフォンと連携してモニターに表示して楽しむ
- テレワーク:PC画面を拡張し、効率的な作業環境を構築
項目 | 内容 |
解像度 | 1920×1080 (片目) |
視野角 | 52度 |
被写界深度(DoF) | 6DoF |
入力方法 | スマートフォン操作 |
重量 | 80gほど |
バッテリー駆動時間 | スマートフォンのバッテリー次第 |
価格(2025年1月現在) | ¥99,800 |
発売日 | 2023年8月 |
接続方法 | スマートフォン有線接続 |
製品サイト | https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-air-2-ultra |
※XREAL Air 2 Ultra記事:【XREAL Air 2 Ultra徹底解説】XREAL Air 2 Proとの違いやAndroid対応機種などをご紹介
ThinkReality A3(Lenovo)

Lenovo A3は、2021年4月に発売されたビジネス向けARグラスで、モバイルワークやデジタルコンテンツの活用に最適です。
おすすめの使い方・利用シーン
- モバイルワーク:外出先で複数画面を仮想的に展開
- プレゼンテーション:視覚的な資料を共有しながら説明を行う
- デジタルドキュメントの参照:手元に物理的な資料がなくても、ARで閲覧可能
項目 | 内容 |
解像度 | 1,920×1,080 |
視野角 | 非公表 |
被写界深度(DoF) | 6DoF |
入力方法 | スマホ・PCと接続 |
重量 | 130g(本体部分のみ、ケーブル含まず) |
バッテリー駆動時間 | 接続デバイスのバッテリー次第 |
価格(2025年1月現在) | ¥192,500 |
発売日 | 2022年4月 |
接続方法 | スマートフォン有線接続 |
製品サイト | https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/ht513609-thinkreality-a3-industrial-edition-about |
Magic Leap 2(Magic Leap)

Magic Leap 2は、2022年9月に発売されたMRデバイスで、前モデルからの改良により長時間の利用でも疲れにくい設計となっています。
おすすめの使い方・利用シーン
- 医療:手術計画やリハビリテーション支援
- 設計・建築:リアルタイムでのデザインレビューやプロトタイプの確認
- シミュレーション:トレーニングや教育の場面でリアルな環境を再現
項目 | 内容 |
解像度 | 1440×1760 (片目) |
視野角 | 70度 |
被写界深度(DoF) | 6DoF |
入力方法 | 外部コントローラ、音声操作 |
重量 | 260g(ディスプレイ部分のみ) |
バッテリー駆動時間 | 2~3時間 |
価格(2024年1月現在) | $3,299 |
発売日 | 2023年8月 |
接続方法 | スタンドアロン |
製品サイト | https://www.magicleap.io/ja-jp/magic-leap-2 |
MRデバイスの比較表
以下は、各MRデバイスの主なスペックをまとめて比較した表です。
ぜひMRデバイスを検討する際に参考にしてみてください。
デバイス | 解像度 | 視野角 (FOV) | 重量 | バッテリー駆動時間 | 価格 | 発売日 | 接続方法 |
MiRZA | 1920×1080 | 45度 | 約125g | 1~1.5時間 | ¥248,000 | 2024年10月 | スマートフォン無線接続 |
Meta Quest 3 | 2064 × 2208 | 110度 | 515g | 2〜3時間 | ¥81,400 | 2023年10月 | スタンドアロン |
HoloLens 2 | 片目あたり2K以上 | 52度 | 566g | 2〜3時間 | 生産終了 | 2019年11月 | スタンドアロン |
Xreal Air 2 Ultra | 1920×1080 | 52度 | 80gほど | スマホのバッテリー次第 | ¥99,800 | 2023年8月 | スマートフォン有線接続 |
ThinkReality A3 | 1920×1080 | 非公開 | 130g(本体部分のみ、ケーブル含まず) | 接続デバイスのバッテリー次第 | ¥192,500 | 2022年4月 | スマートフォン有線接続 |
Magic Leap 2 | 1440×1760 | 70度 | 260g(ディスプレイ部分のみ) | 2~3時間 | $3,299 | 2023年8月 | スタンドアロン |
まとめ
MRデバイスを選ぶ際には、用途や目的に応じて最適なデバイスを選択することが重要です。
本記事を参考に、ぜひ自分に最適なMRデバイスを見つけてください。
最新のMRデバイス情報をチェックし、未来の技術を体験してみましょう。